木化石と流木
水草水槽・えびetcブログ 2017年8月5日
まとまった時間があったので過去ログを読み返していたらこんなことを書いていました。
要約すると、割と大型の水槽に大好物の木化石を使ってみたらどうなんだろうと。
ということでこれもまた既に2ヶ月ほど経過しているのですがやってみました。
実施先は本庄市児玉町のかみかわさんです。
以前のレイアウトがコチラ↓
(画像をクリックすると拡大します)
そして木化石を使った新しいレイアウトがコチラ↓
広々空間になりましたね。
流木は以前のものをいくつか流用し、さらに新しい流木も少し追加しました。
立体感を出すことと高光量を必要とするショートヘアーグラスをメインに使っているので盛土をしました。
120cmの水槽といえど盛土に使った土は10ℓを6袋の計60ℓ。
ℓといえど、土だけで重さは60kgですからね。
軽石袋も底面の所々に忍ばせてかさ増ししていますがそれでも足らず。
土留めにも木化石を使ってちょっと勿体ないですが、しっかりとショートヘアーグラスが根を張った後に回収予定です。もう大丈夫かもしれませんが。
ショートヘアーグラスやヘアーグラスは成長が進み根を張るとビッシリ生えるので土留めの役割にも充分ですよね。
その一方で、あまり光量を必要としないモス類は枯れたりしている部分があります。
立ち上げた後はなるべく頻回にお邪魔して換水とトリミングを繰り返したのですが、モスは環境が出来る(あるいは馴染む)まで不安定な状態になります。
以前にも書きましたがウォーターフェザーは特にそれが顕著で、黒茶色くなって枯れたのかなと思っても捨てずに枯れた部分をトリミングしていくと復活して緑のフサフサが現われますね。
枯れている表面にだけ目が行きがちですが、よーく見ると下から新芽がちっちゃく出てることがほとんどです。
そこが苔のかわいらしいところといいますか、1回死んだみたいになったのに元通り復活する生命力にいつも感動を覚えます。
昔、駒草園のマスターから聞いた話ですが故 天野氏は”流木や石にウィローモス等を巻き付ける時はすりつぶして粉々にしてから巻いてる”と聞きました。
生命力が半端ないですね。
見習いたいものです。
中~後景のショートヘアーグラスはしっかりと生え揃ったのであとは前景ですね。
前景左右を盛土した土が中央に流れてこないようにショートヘアーグラスを後から追加したのでこれらが生え揃ってほしいところです。
中央~奥とかに木化石をもう少し追加しようかな。