えびたちの近況と水換え
水草水槽・えびetcブログ 2015年5月8日
今日も日本列島は全国的に晴れていましたね。気温もほどほどで過ごしやすい陽気だったのではないでしょうか。
私の住んでいる埼玉県の北部では一時的にですが、27℃くらいに気温が上昇したようです。
暑さで有名な隣の市、熊谷市においては『暑いぞ!熊谷』なんてキャッチフレーズを用いて毎年暑い街であることを大々的にアピールしています。
ところがですね、深谷市も相当に暑いんですよ。
去年の夏のことだったと思いますが、TVで熊谷市が40℃を超えたと報道されているとき、外の温度計を確認すると既に41℃に達しておりました。
熊谷市だけが取り分け暑い訳ではないのですから『暑いぞ!熊深谷』って感じで深谷市も便乗させてくださいよ。
市名も一文字しか違わないので丁度良いことですし。
暑さの痛み分けということで熊谷市長、ここは一つ宜しくお願いしますね!
(観てるわけ無いか。)
そういったことで久し振りにえびのお話です。
気温が高くなり水温も高くなりますと、水中の溶存酸素量が低下してしまうにも関わらず、動植物たちの新陳代謝も活発になりますね。
そして、新陳代謝が活発≒酸素消費量(あるいは酸素要求量)ということになります。
水中に酸素が少ない状況なのに、生き物みんながより多くの酸素を欲している訳です。
夏場や暑い時期に動植物が酸欠により死に易いのはこの事が原因となります。
※えび水槽に限定しお話しをしますと、えびが死んでしまう直接的な原因が酸欠によるものと限ったことではありません。
酸欠による水草・ろ過バクテリアの死亡
↓
水槽内のろ過サイクルの崩壊
↓
水質汚染
↓
えびの死亡
こういった間接的な原因も充分に考えられます。
と云いますか、この溶存酸素量の低下と水質汚染のダブルパンチにより死んでしまうと結論付けて良いと思っています。
鯉や、金魚などのフナは溶存酸素量の低下に対して耐性があると云われていますが、ひょっとすると水生甲殻類は耐性が無いのかもしれませんね。
石巻先生も夏場にひっくり返っているところを見ることが多いですし。
以上の理由から、夏場や暑い時期は新陳代謝が活発になっており酸素消費量も高くなっているので、水換え頻度を多くして酸素供給と汚染されているであろう水質を改善するようにしています。
そして水換えに併せてえびたちの写真を撮りました。
※えびが団子になっている写真やラムズホーン(カタツムリ)のどアップが写っているので耐性の無い方はちょっと閲覧注意です。
ブルーラムズホーンをゲットしました。淡い青色で綺麗です。
APシャドー レッドの抱卵1
APシャドー レッドの抱卵2
ホワイトグローブシュリンプの雌が卵を抱えたまま死んでいました。
確か抱卵してから2週間は経過し順調かと思った矢先にです。
そのままの状態で水流が当たる所に隔離し卵に酸素を送っても腐って死んでしまいます。
なので、雌の身体と卵を慎重に分離し、卵を網に入れて外掛けフィルターの排水口に置いています。
抱卵したまま死んでしまった場合はいつもこの方法で卵を孵らせるようにしておりますが、約半数は無事に孵ってくれます。
しかし、今回のホワイトグローブの抱卵えびの死亡は初めての経験です。なので卵の状態も良く解っておりません。
2つくらい黄色っぽく見える卵は腐っているのでしょうかね。
とりあえずこの状態で様子を見ます。
無事にみんな孵って欲しいです。