ホウレン草に代わるえさ
水草水槽・えびetcブログ 2015年4月8日
えびのえさとしてホウレン草は随分と前から有名ですよね。
植物性のえさといえば「ホウレン草」といっても過言ではないのかもしれません。
柔らかい為、えびも食べやすく栄養価も高いことからえび界では馴染みの野菜となっています。
しかし、私が植物性のえさとして与えているのは「かき菜」別名『不断草』です。
このかき菜はホウレン草よりも良いところだらけの野菜です。
どれだけ良いのか、それぞれの栄養価を表にして比較してみます。
(※100gあたりを茹でた状態と茹でない状態で比較したものです。)
かき菜(茹でない状態) | ホウレン草(茹でた状態) | |
ビタミン | ー | ー |
※ビタミンB1 | 0.07mg | 0.05mg |
※ビタミンB2 | 0.23mg | 0.11mg |
※ビタミンB6 | 0.25mg | 0.08mg |
※ビタミンC | 19mg | 30mg |
ビタミンE | 1.7mg | 2.7mg |
ビタミンK | 180μg | 320μg |
ナイアシン | 0.4mg | 0.3mg |
葉酸 | 120μg | 110μg |
パントテン酸 | 0.53mg | 0.13mg |
無機質 | ー | ー |
カリウム | 1,200mg | 490mg |
ナトリウム | 71mg | 10mg |
カルシウム | 75mg | 69mg |
マグネシウム | 74mg | 40mg |
リン | 33mg | 43mg |
鉄 | 3.6mg | 0.9mg |
その他 | ー | ー |
エネルギー | 19kcal | 25kcal |
たんぱく質 | 2.0g | 2.6g |
脂質 | 0.1g | 0.5g |
炭水化物 | 3.7g | 4.0g |
灰分 | 1.9g | 1.2g |
飽和脂肪酸 | -g | 0.05g |
不飽和脂肪酸 | -g | 0.23g |
コレステロール | 0 | 0 |
食物繊維 | 3.3g | 3.6g |
茹でた状態と茹でない状態とを比較していますが、参考サイトがこれらの状態でしか載っていなかったのです。
※は水溶性の成分で茹でた際に消えてしまいますが念のため載せました。その他の成分はどのような状態でも変化は無い筈です。
これらを比較するとやはりかき菜を選ぶべきではないでしょうか。
エネルギーを始めとするフォントがピンクの成分もかき菜のヘルシーさ加減を物語っています。
ピンクラムズホーンも食べちゃうかき菜。
やはり動物は正直なもので、美味しいものは美味しいと行動で示してくれます。
このかき菜は自宅で栽培しており今が旬です。
ですが、耐寒性も強く「不断草」の別名があるように強靭な根を持ち再生力も旺盛なので長期的な栽培が可能となっています。
デメリットとしてはホウレン草に比べ若干ではありますが葉が硬いです。
今までホウレン草に慣れていたえびにかき菜を与えても最初は反応が良くないですが次第にその味に夢中になる筈です。
さて、これだけかき菜の栄養価やその魅力について長々と記述しましたが、私は幼い頃から一切口にしていません。
何故か?
かき菜を食べると吐き気を催すことがあり、ある種のトラウマとなっているのです。
こればかりはもうどうしようもありません。栽培している分には問題ないのですがね。。
といったことで、興味のある方は「かき菜」是非お試しください。
P.S
大阪のFさん、楽しみにお待ちください。