意外なものがそこに
水草水槽・えびetcブログ 2017年3月28日
またまたお久しぶりです。
最近の私はと云いますと木化石がマイブームとなっておりまして、レイアウト変更等の際には積極的に用いるようになっています。
今さらながらこの石の肌に顕れる年輪の魅力に惹かれています。
熱帯魚屋さんなどで初めて木化石を見た時を思い出してください。
当時、他の石たちと一線を画す出で立ちに一瞬でも惹きつけられましたね?
思い出してください。
忘れ去られたあの頃の記憶が蘇り、私は今ふたたび木化石の魅力に傾倒しています。
例えるなら学生時代にお互い好きだった相手と同窓会で十数年ぶりに会って、それぞれ家庭があるのに当時の思い出なんかが蘇り、勢い余って一線を越えた深い関係になっちゃったみたいな割とありがちなパターンでしょうか?
ちょっと違いますね。
こういう感覚の方がしっくりきます。
木化石を手に取り近くで観察するとよく判るのですが、名前の通り木が石に変わった様が確認できます。
よーく見るともはや完全に木なのです。
それは悠久の時をかけて土の中に眠っていた木が、ケイ素とか酸素とかを色々吸い込んで固くなって、自分本当は木なのに石みたいな出で立ちになっちゃったからもう自分は石でいいやってのが木化石の定説ですよね。
見方を変えると木にもなれない石にもなれないどっちつかずで中途半端な謎の物体なわけですが、そのアンバランスさが最大の魅力なのではないでしょうか。
そんな木化石ですが水槽に入れるとやはり存在感があり明るい印象を演出してくれます。
実際のレイアウトでも形が似た大小の石を手前から奥に並べても良いですし、安定感があるので上に積み上げても良しと様々なパターンに応用できます。
皆さまも是非レイアウトに取り入れてみてはいかがでしょうか。
既に2件ほど新しいレイアウトに使用させていただいたので、後で載せようと思います。
以上、木化石の魅力についてでございました。
さてここからが表題の件です。
ケアセンターベルさまの水草水槽ですが突然妙な生き物が発生しました。
一見すると普通の流木なのですが次の画像をよくご覧ください。
キノコ(茸、菌、蕈)とは、菌類のうちで比較的大型の子実体を形成するもの、あるいはその子実体そのものをいう俗称で厳密な定義があるわけではないが、植物とは明確に異なる。
ここでいう「大型」に明確な基準があるわけではないが、肉眼でその存在がはっきり確認できる程度の大きさのものをキノコという場合が多い。食用にもされるが毒性を持つ種もある。語源的には、「木+の+子」と分析できる。
日本には数千種類のキノコが生育しているといわれ、そのうちの約1/3の1800種が分類・命名され、700種が食用とされ、約100種が毒キノコであるといわれている wiki調べ
さらに!
右手の大木のてっぺんからは、さっきの笠が付いたやつとはまた違う小さな白っぽいつぶ状のきのこが生えています。
wikipediaには毒性を持つきのこもあると書かれていましたが、水をヒタヒタに張ると魚たちがこの白いきのこを食べます。
ラスボラ系もそうですが上の方でいつも泳いでるダニオの仲間が特にがっついてこのきのこを食べます。
食べることによって死んでいる個体は見受けられないので毒性は無いと判断し、珍しいのでそのままにしています。
こういったイレギュラーなことが起きるのもアクアリウムの魅力ですよね!
私も今度食べてみます。
ではまた。