スーパースターの元へ
水草水槽・えびetcブログ 2015年9月22日
シルバーウィーク中に新潟県は新潟市へ行って参りました。
私に連休というのはあまり関係のないことですが、連れの休みを利用してといったところです。
埼玉の僻地、深谷市から目的地まで距離にして230km。
なんてことはないです。
タイトルにも載せておりますが、ここが何処であるかはネイチャーアクアリウムフリークの方であれば容易に察することなのでしょう。
陽気も良く駐車場ですこし日光浴をしていました。
その間、なんとなく駐車されている車のナンバーを見て回っていると他県ナンバーが多かったですね。
私たちが来たときは新潟長岡のほか、石川・京都・品川・茨城・那覇ナンバーまでも。
熱い情熱を持ったアクアリストが全国津々浦々、はたまた諸外国からも集まられるのでしょう。
5年後、10年後、今後もそういった方々のサンクチュアリであり続けていてほしいです。
ADAギャラリーには毎年誕生日に行っていました。
些細な自分への誕生日プレゼントってやつです。
主に週末に開館されるので誕生日に近い祝日を利用し、1人ギャラリーに足を運んでは天野さんとスタッフの方々が創られたレイアウトの数々を眺めていました。
いつだったか忘れてしまいましたが、例のごとく1人観ていると、奥のスタッフルームから職員の方々と共に天野さんがいらっしゃいました。
職員に何か指示を出している雰囲気で、慌ただしそうに作業を進められていたのでそろそろ帰ろうかなと出口へ向かうと天野さんが話掛けてくれたのです。
今でもよく覚えています。
”上手くいかないときは水槽リセットと同じように頭の中も一度リセットするといいよ”
”はい”
と一言だけ答え、お辞儀をしその場を去りました。
季節は冬。
カップルや家族連れの来館者が多いなか、1人ボンヤリと眺める私をあるいは不憫に思い話掛けてくれたのでしょうか。
きっとそういった気遣いが出来る方だったのでしょう。
私としてはお土産なに買っていこうかなと考えつつ充実した時間を過ごしていたのですけれどもね。
天野さんが亡きいま、コンテストに出してみようかなと思うきもちが出ています。
順位はともあれ自分の納得がいくものが出来るはずです。
以来、頭の中をリセットすることは疎かにしていませんから。