タイムリミットまで
水草水槽・えびetcブログ 2015年12月6日
ソイルを使用した水草水槽を管理しておりますと、水圧などにより次第に土の粒が潰れてきますね。
立ち上げからおよそ1年半。
この水槽も洩れなく粒が潰れはじめており、リセットのときを迎えています。
水槽サイズが大きければ大きいだけ水圧の影響を受けてソイルは潰れやすくなります。
またソイルが潰れている頃にはもう低PHを維持する作用は途絶えていますから、粒が潰れたらリセットと捉える方も多いのではないでしょうか。
私もその内の1人です。
前回のブログにて流木を採取してきたのでこちらは流木メインのレイアウトに変更したいと思います。
流木の黄色く着色する成分(タンニン)はPHを下げる作用が「少しだけある」と云われていますが、私は少しだけではないと思っています。
もちろん使用している量にもよるのでしょうが、入れれば入れただけ水質が良くなると体感で感じています。
流木をメインにした水槽と石をメインにした水槽ではやはり前者の方が目に見えて調子が良いのです。
南米産の水草や生き物を導入しているので当然のことではありますが、むしろもうすべて流木メインで良いのではないかとさえ思っています。
岩組で迫力のある山岳地帯なんかをイメージした荒々しい印象も大好きですが、「トラブルなく継続して管理していく」となると難易度が高くなります。
低PH・低硬度を好む生物を入れているのに、石を使うことでPH・硬度は上がり、結果様々な弊害がでてきますもの。
お手洗いをお借りしているときに撮りました。
あの水槽にも様々な思い出がありましたが、流木を使った新レイアウトでガラッと印象を変えていきたいですね。
他人事ではありません。