森に佇む古代遺跡|水草レイアウト水槽リースのOne Leaf

水草水槽・観賞用えび ブログ

森に佇む古代遺跡

水草水槽・えびetcブログ  2015年4月19日

皆さまお世話になります、One Leafの福島でございます。

 

さて今回は輝板石を使った「森に佇む古代遺跡」風レイアウトを作成しましたので、ここに報告をさせていただきます。

 

今までこの石輝板石を使用した経験はありません。しかし、平たく薄い形状から積み重ねて使用すると趣のある姿になることは容易に想像ができましたので早速試しに重ねてみました。

 

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この2つの遺跡をもって水槽内の顔とします。

 

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輝板石の特徴を活かして、手前に段々と迫り来るように配置したほうが迫力が出て良いのかもしれません。

 

しかし今回はどうしても前景のニューラージパールグラスを繁茂させたかったので光の当たらない部分を作らない為にオーソドックスな手前から大~小となる遠近法にて重ねました。

 

記事にしている際に気がついたのですが、遺跡の間のスペースをもう少し広く設けた方が存在感がより強調されますね。後ほど修正します。

 

横から撮ってみるとこんな感じです。

 

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反省すべき点としては、共に存在感という点から2点あります。

 

1点は、やはり遺跡の間は広く取るべきです。間を広く取り、それぞれが独立した印象を持たせないと近すぎる為にお互いの良さを打ち消し合ってしまっている状況です。

 

もう1点は、遺跡の高さを更に3cmほど上に嵩増しして存在感を際立たせることです。
また、後に後景のミリオフィラム・マトグロッセンセによる森が完成した際に、遺跡とマトグロによる高低差が顕著になってしまう可能性が懸念されます。

 

ですが、左側の遺跡頂点に石巻貝が鎮座している石のバランス感覚を見てもお解りいただけるように、もうギリギリなのです。右の遺跡に関しましては、頂点の石が小さすぎて置くスペースが無いといった状況でございます。

 

この状態を解決する方法は、トリミングによりマトグロの高さを遺跡に合わせれば良いだけなので簡単ではあります。只、欲をいえばギリギリまで高さを出したかったのです。

 

 

何にせよ、完成形はかなりカッコイイものができると自負しています。

 

施設の皆さまにもきっと喜んで戴けます。

 

絶対に喜んで戴けることでしょう。

 

必ずやお喜び戴けるであろうという自信に満ち溢れています。

 

水槽を観てくれた方1人

1人の喜んでおられる顔

を容易に想像することが

できます。

 

 

 
現段階では完成形をイメージし難いと思いますので、文でお伝えします。

 

手前から奥に進んでいくときの状況です。

 

2枚目の写真を見ながら、イメージしてみてください。

 

 

 

”豊潤に生え揃った芝生を通り抜け、ふと頭上を見上げると、悠久の時を経た文字通り苔むした2つの古代遺跡が聳え立つ。

 

その姿は訪れる者を拒む姿勢を崩さない検問所のようであり、注意深く周囲を警戒し威嚇しているようにも見える。

 

恐る恐る遺跡の間を通過すると、辺り一面に広がる柔らかな森に出た。

 

木々の分け目を観察してみると、様々な生き物がリラックスしたように身体を葉に預け、各々の時間を楽しんでいる。

 

中には産まれたばかりの赤子とその赤子を育てる母親の姿も見られる。

 

生き物の生活環境を提供する場として。また新たな生命の誕生を守り、そして育む場としての森。

 

古代遺跡の優しさに触れた気がした石巻貝であった。”

 

タイトル「石巻物語」

fin

 

備考:スクロールしなければならない都合上、2枚目の写真を見ながら文を読むことは出来ませんね。

 

無理をいってどうも済みませんでした。

 

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