ナチュラルグラベルリバー
水草水槽・えびetcブログ 2016年5月4日
連休はいかがお過ごしでしょうか。
巷ではこの大型連休を利用し、被災地の熊本県へ足を運ぶボランティアの方も多いとのことをニュースで見ました。
そこで問題視されているのがモンスターペアレントならぬ、モンスターボランティア。
倒壊した家屋の片付けを行い、”やれ疲れたから飯を出せ”、”飲み物も出さないのか”といった文句に始まり、
金品を盗む、ボランティアに来た自分たちだけ食料を買い占める、倒壊した家屋の前で記念写真を撮りSNSに投稿する、被災者の方が寝泊まりする駐車スペースでバーベキュー等の宴会をする、などなど。
こういった迷惑行為が問題視されています。
一部の方によるこのような行為がピックアップされていますが、もちろん気遣い・助け合いのできる日本人ですから大多数の方は節度を守ってボランティア活動に勤しんでおられることと思います。
ここで、そもそもの「ボランティア活動」の内容を辞書で調べてみました。
”ボランティア活動の原則として挙げられる要素は一般的に、自発性、無償性、利他性、先駆性の4つである。”とのこと。
ここで注目すべきは無償性と利他性。
内容は共に「見返りを求めず、自己の損失を顧みず他者の利益を図る行動をとる」ことらしく、まさにボランティア精神の要といえるのではないでしょうか。
上の無償性と他利性を参照し、今回の問題視されている内容を今一度確認すると、いかがでしょう。
ボランティアに志願し現地に赴く行動力は大変素晴らしいのですが、目的をはき違えてはいけないと思うんですよね。
私個人の偏った意見ですが、殆どの一国民がするボランティア活動は募金で良いのではないでしょうか。
現地に赴く方はボランティア活動の原則を守られることを前提に活動をされて、なかなかそういったことが難しい方は募金を。
自分たちの生活のこともあるでしょうからコンビニで買い物をしたあとのお釣りを募金箱に入れるとかでも良いと思うんです。
強制ではないですから、募金すらしなくともお咎めは受けません。
そこは個人の判断で良いと思います。
考えさせられる内容ですので話に挙げてみました。
さて、水槽の話です。
エルサ上尾さまの流木水槽の経過です。
パッと見、順調そうに見えますがふわふわしたコケが随所に見られます。
そういえばレイアウト変更をしてからフィルターの掃除もしていなかったので汚泥が蓄積しているでしょう。
ヤマトとフライングフォックスを追加して、照明の点灯時間を見直し、栄養吸収の速い有茎草を植え、コケに浸食された水草のカットで程なくしていけるでしょう。
前回ご紹介した水作さんのナチュラルグラベルリバー(Mサイズ)。
使えます。