再生へ向けて
水草水槽・えびetcブログ 2015年11月22日
あと1月ちょっとで新しい年が始まりますね。
未だ終わっていませんが去年の失敗は来年に活かしましょう。
来るべき来年へ向け、銭湯の垢擦りコーナーで身体の隅々まで擦ってもらうのもいいかもしれません。
脱皮のような感覚で自分を生まれ変わらせることもまた大切ではないでしょうか。
とはいえ世の中には落とさなくても良い垢が存在します。
かねだい桶川店さんに立ち寄りました。
こんなに綺麗なライトグリーンの垢(苔)を身体に宿らせた石巻先生は見たことがありません。
顔なじみの店員さんに1000円まで出すから売ってほしいと交渉しました。
断られました。
売り物ではないからだそうです。
すごく欲しかったのですが私の目的は上尾市の薬局さんへ追加する熱帯魚を購入することだったので別に構いません。
すごく順調でいて水の透明度も高かったCS薬局さんでしたが、ある日突然に白い膜が大量発生した!とお電話をいただいたのが約1月半前。
急いでお伺いしましたところ熱帯魚も水面近くに居り、既に死んでしまっている子たちも多く居ました。
何より白い膜が水槽全体を覆うほどに発生していました。
水槽内・ろ過フィルター内、ホース内、、、至るところに存在するバクテリアたちが何らかの原因によって息絶え、その大小様々な死骸が魚のエラに混入し呼吸困難をもたらしたと推測しました。
環境が崩壊し再度新しいろ過バクテリアが定着するには状況によりけりですが概ね1月ほどは掛かります。
何よりも根本的な崩壊原因が解明しない限りは同じことの繰り返しになるのでとにかく原因を探しました。
水質検査や異物の混入の有無、また職員の方に詳しい事情をお聞きしたりとあらゆる方法で確認を取りましたがまったくもって原因がわかりません。
不特定多数の患者さまが処方箋を購入に来られますが人を疑うのはナンセンスです。
1つだけ考えられることとしては、夏場から秋口にかけて徐々に水温が下がり水質が変化していくことにバクテリアが対応出来ず、芋づる式に死んでしまったことが原因かもしれません。
けどバクテリアはそんなヤワなものではないしなー、と3日置きくらいに水換えと種水の追加を行いながら考えていました。
ひたすらに水換えを行いどうにか元の環境へと戻り始めました。
透明度をみても未だ本調子とはいえませんが、今回新しく生き物を再導入したことでさらに歯車が噛み合うと信じています。
結局何が原因だったのか不明なことは腑に落ちませんが、同じようなことを繰り返さないために少しの変化も見逃さないようにして参ります。