ジャングル奥の湿地帯
水草水槽・えびetcブログ 2015年10月24日
お世話になります。
未完成のままであったリハビケア船橋さまのテラリウムが一通り完成しました。
前回の経過はコチラからどうぞ。
タイトルは”ジャングル奥の湿地帯”でいかせていただきます。
手前の入り組んだ流木をジャングルの木々に見立て、奥には滝の流れる湿地帯を再現しました。
今回は奥の湿地帯の構築過程をすこしブログに載せたいと思います。
何処か参考にしていただけるところがあれば幸いでございます。
宙に浮いた状態の輝板石の下と脇、ここに土や石を盛り不自然な箇所を補強します。
そして脇に苔をしたためて自然感を演出するのです。
その苔の固定に使用するのがコチラ。
汚くて済みません。
シリコーンシーラントで接着します。
滝の脇に輝板石を寄せて接着し、双方の隙間にもシーラントを垂らします。
↓↓↓
垂らしたシーラントの上にモスを被せて隠します。
この寄せる⇒垂らす⇒被せる、といった作業を延々と繰り返します。
途中、ヤマゴケも添えたりして作業を繰り返した結果がコチラです。
不自然な印象は無くなりましたね。
滝の再現も満足のいく形となりました。
サイドはこんな感じです。
滝の近くにはシダ系の植物も。
このシダ植物、私はとても気に入っています。
上に向かうのか、横に向かうのか、この子はどのように成長するつもりでいるのかどうにも気になってしまい昼寝も憚れます。
左側と同様に右側も不自然な箇所を埋めます。
手前の観葉植物に1つ真っ赤な花が咲きました。
下を向いてしまいよく解りませんが花が咲いたのです。
ミストメーカーも忍ばせております。
任意で付けたり消したりできるようコード途中にスイッチを噛ませています。
ウツボカツラさんの茎も丈夫にできていて問題なく成長してくれそうです。
ふつうのアクアリウムに比べて水量が少ない分、立ち上がりに時間が掛かります。
水槽壁などに付着したバクテリアのコロニーが確認できれば目視の段階で生き物の導入はOKですが、おおよその目処は最低でも2・3週間後~になります。
今後の予定としましては、後景左側の分水チューブは見せたくないので大きめな植物を追加するか今ある植物の成長を待つかして隠します。
もう1つは前に置いた木々(特にアーチの流木)に蔓状になる植物を巻き、さらなるインパクトを加えることです。
全体のバランスを見て植物を選定していきます。
(やはりシダ植物がどうなるのか気になります。)