”ブラックダイヤ水槽” リセット
水草水槽・えびetcブログ 2015年9月13日
ブラックダイヤ水槽が汚れているなと思っていました。
流量がかなり落ちていたので目詰まりで間違いないと思っていたのですが、リセットは非常に面倒なので放置していました。
しかしやらねばと思い意気揚々と取り掛かったのですが、ま~とにかく面倒でございますね。
出来ることならリセットはしたくないです。
解体するところは撮る気にならなかったのでいきなりですがリセット後がこちらです。
今回はソイルにプロジェクトソイル7.2を選びました。
ブルカミアGは粒が潰れにくく長期維持の観点からみても確かな効果があります。
しかしコスパ的にキツいのでこちらでいきます。
ブルカミアに比べると粒は潰れやすい方ですが、プロジェクトソイルでも長期維持と十分な成長を見込めますし。
ちなみにソイル下のろ材スペースは基本こんな感じです。
そして立体感・遠近感・迫力を総合的に意識し、考えに考えぬいた末、構図を決めます。
いかがでしょうか。
見事に石を横へ並べることに成功しました。
このような大業を私はやってのけたのです。
素晴らしい発想力だと自負しております。
誰にも真似は出来ないでしょう。
あとはろ過フィルターにより空気中の酸素を水中へ取り込み、好気性バクテリアの活性を促します。
無論、底面直結の吸い込み式なので硝化作用に特化している=ろ過の立ち上がりが段違いに速いのです。
水草はきもち程度入れていますが基本的に水草水槽ではない為、根の栄養供給や緩やかな水流なども無視します。
飽くまでも好気性ろ過の安定化を最優先にした、えびへの配慮です。
(主役のブラックダイヤたちは赤錆専用水槽へ一時避難してもらいます。)
ところで、好気性ろ過の活性化も水草水槽も同時に特化させたいという欲張りな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その為には緩やかな水流により酸化物の還元作用をバクテリアにさせ、上手く水草が吸収しやすい形にするのが理想なので底面吹き上げ式が有効だと思います。
ただデメリットもありこれがまた厄介なもので、汚泥が蓄積しやすいため頻繁な低床クリーニングが必要となり、結果的に底面吸い込み式よりも段違いにリセット期間が短くなるのです。
これがもうどうしようもないですね。面倒な事この上ないです。
なので水草水槽は水草水槽、生き物水槽は生き物水槽というように割り切られてろ過方法の選定をされたら宜しいかと思います。
吸い込み式でも吹き上げ式でも肥料を入れて照らしておけばなんだかんだで水草も成長しますから。
そういったことで結論を申しますと、私は底面直結ろ過には吸い込み式しか考えられません。
リセットに伴う労力、ソイルの交換費(水槽を複数個所有しているならば尚更なこと)も馬鹿になりません故。