90 グロッソ ~水草との呼吸を合わせる~
水草水槽・えびetcブログ 2015年7月14日
今日も全国的に暑かったですね。
ちなみに深谷市の最高気温は36℃にまで達したようです。
そろそろマズイと思い、午前中えび部屋にクーラーを入れて家を出ました。
帰宅後はえび部屋と外気温との違いに愕然とし、この部屋で一生を過ごしたいと思いました。
フィルターの動作音や水の滴る音が原因の不眠に悩まされながら。
さて、90グロッソの経過です。
現在がコチラ↓
透明度が上がりましたね。
久しぶりのメンテナンスでしたが、変更に伴う準備(ソイルについて下の方に書いています。)は磐石だったためコケに対する心配はありませんでした。
グロッソがしっかりと水中葉に移行し、ランナーを這っていてくれているかが重要なことです。
やっぱりこの親石ふもとの隙間は早いとこ隠したいですからね。
ヤマトが入っちゃうということはそれだけ大きな隙間ということですから、不自然な状態はご覧の通りです。
グロッソの水上葉植栽時は、所々に白い花の咲いた株が見受けられました。
今はそれらしき株が見られないため水中葉に移行してくれているのでしょう。
このまま這ってもらいたいのですが、少し縦に伸びている感があります。
グロッソは前景草の中でも育成が比較的簡単と云われていますが、確かに育成することは簡単であると思います。
反対にキューバパールやヘアーグラス、ウォーターローンなどは必要な栄養素が足りなければ葉が黄色くなり、やがて溶けることも多々あります。(ウォーターローンはえびの食害が多いですが。)
しかしグロッソは溶けることが稀で、縦に伸びることで今の状態を示唆したまま生きます。
その生きている状態が育成自体は簡単と云われる要因ではないでしょうか。
(他の水草同様、鉄やカリ不足で黄色くなる示唆もしてくれます。)
また、光・Co2・栄養素の諸条件が満たされると縦に伸びず、土に張り付いて成長し葉も大ぶりになりますね。
これがグロッソにおいては最もコンディション良く成長していると云えます。
ところが現在の90 グロッソは諸条件が満たされておらず葉も小ぶりで万全ではないよ、と云っています。
その声に応えるべくC02添加量を1滴/2秒から、1滴/1秒に変更しました。
光に関しましては39Wの蛍光管を4本使用しているので十分な光量であると判断して据え置いています。
残るは栄養素ですが、葉が黄色くなった箇所が見られるように栄養素が足りていないということが覗えます。
これが本調子では無い最もな原因であると思います。
とは云いましても8ℓのソイルを6袋使用したのですよ!
そのうち吸着系は4袋ほど使用したので、栄養分を補うためトロフィカルベースを丸ごと入れたのですが、それでも足りないよと彼奴は申すのです。
自分の予想と水草の要求量を完全にリンクさせるに至っていません。
難しいことかもしれませんが、それが出来れば完成形を作り上げるうえで必要な時間を短縮出来ます。
ネイチャーアクアリウムは目的の完成像へ徐々に近付ける過程を楽しむものですが、そこまで思い入れの無い一般の方からするとセット後は早く完成形が見たいというのもまた事実ですから。
精進します。