古代遺跡 経過
水草水槽・えびetcブログ 2015年6月9日
ここのところ環境バランスがあまりよろしくない古代遺跡の経過です。
モスの状態は良いのですが、ニューラージやマトグロッセンセの調子が今ひとつ上がりません。
水の透明度も本調子とは云えず、リセットしてから1ヶ月後にフィルターを洗浄したのがバクテリアに対し良くなかったのかもしれません。
こういったときはコケの発生を恐れ、水質が落ち着くまで水草への栄養を抑える方向で対処される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バクテリアが繁殖しきれていないとすれば硝化作用が滞ってしまい火に油を注ぐことに成り兼ねませんので、正しいことかと思います。
反対に、水草に栄養をガンガン与えて代謝を高め、コケに回る栄養を強引に吸収させる方法もあります。
※バクテリアの繁殖はふつうに飼育していれば掛かる時間に差はあれど、徐々に整いますので二の次とします。
また、調子の良い水槽の水草や水を足せば立ち上がりは早くなりますね。
そこで今回使用するのは、フロラスティックです。
外的に補給しなければならないカリウムをメインに、ビタミン・ミネラルが含まれています。
この他、固形肥料としてはカリウムが豊富なイニシャルスティックを入れる場合もあります。
このフロラスティックを黄化や萎縮した水草の周辺へ埋めます。
そしてCo2の添加量を通常よりも速めて、強引に育てるのです。
ちなみに、このフロラスティックには10種類のバクテリアが長期間保存できる状態で入っているようです。
どのような状態で入れてるのかは解りませんが、ちゃんと入っているとのことです。
只、この肥料を入れると水草の調子が良くなるので、個人的にはカリウムにしか期待はしていません。
(市販されている液体タイプのバクテリアも、休眠状態のバクテリアもイマイチ信用ができないのです。)
バクテリアに関しては内容が不透明ですし、おまじないみたいな認識で良いのではないでしょうか。
水の透明度が目に見えて上がれば、信じてもいいかもしれません。
なんて上から目線で云ってますが、こういった調子が悪くなるのを未然に防ぐのが管理する側の努めですよね。
先々を見越すのは難しいです。